コラム

ミツバチがいない世界

「もしこの地球上からハチが消えたなら、人類は4年しか生きられない」。この説を述べたのは、アインシュタインとされているが、果たして事実なのだろうか? ハチは私たちの生活にどのような影響を与えているのだろうか?大袈裟に言って、ハチの絶滅で人類の滅亡はないと言われているが、真意はある意味お告げのようなものではないだろうか。送粉者はハチだけに限らないが、その中でもハチは地球の生態系における重要な送粉者の役割をしている。地球上からハチが消えたなら、食物連鎖の流れも断たれてしまうだろう。事実、どのようなことが起こり得るだろうか。Sustainable Earth(持続可能な地球)をテーマに、人類が豊になった背景で地球では様々なことが起きている事をここで伝えたい。

受粉を担うハチがいなければ、世界の農地で収穫量が低下し、世界の主要な農作物が影響を受けるだろう。

ベリー、チョコレート、リンゴ、ナシ、カボチャ、タマネギ、キュウリ、キャベツ、これらの農作物がハチによる受粉に大きく依存している。あなたの好きな食べ物も入手困難になり、値段が上がるかもしれない。あるいはなくなってしまうかもしれない。

アーモンドの受粉は、完全にハチに依存している。アーモンドもまた入手困難になり、値段が上がるかもしれない。あるいはなるかもしれない。

朝のコーヒーも飲めなくなる。あるいは非常に高価なものになる。

世界で消費される油脂の半分以上は植物から得られていて、生産が困難になる。少なくとも部分的にはハチによる受粉に依存しているから。

蜂蜜が食べられなくなる。

実に味気ない、つまらない食生活を強いられる。

つまり、ハチを失えば食糧不足につながる可能性がある。