コラム

ビジネスもより持続可能なものに

サステナビリティとは

世界で気候変動、森林破壊、貧困などが問題となる中で、持続可能であるさまを意味する「サステナビリティ」という単語を見聞きすることが多くなりました。「サステナビリティ」(sustainability)が何を意味するのか。サステナビリティというと漠然と「環境によいこと」をイメージする人も少なくないでしょう。環境に関する議論で出てくることの多い単語のため間違いではありませんが、本来の意味はより一般的なものです。持続可能性や持続可能な開発については「将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発」という考え方が世界的に広く知られています。この考え方に基づくと、環境に加えて社会や人もサステナビリティの対象となることがわかります。国連では2016年から2030年までの15年間で達成するSDGs(持続可能な開発目標)が2015年に採択され、現在、日本を含む世界各国で取り組みが進められています。

企業におけるサステナビリティとは

現在から将来にわたって持続可能なビジネスを営むことといえます。目先の利益を優先して犠牲を無視するのではなく、環境、人、社会に配慮しながら長期的に収益をあげビジネスを存続させていくことと考えるとよいでしょう。ビジネスとサステナビリティの両立は可能で、サステナビリティを意識することで新たなビジネスを開拓できる可能性もある、と考え方が改められつつあります。

Buzcycleの循環型サイクルの提言

私たちは、食料問題や環境問題といった深刻な課題の貢献に取り組みます。Sustainable Earth(持続可能な地球)をテーマに、食料廃棄物や昆虫を利用し、環境が傷つかない持続可能な代替動物性タンパク質を、家畜や水産養殖の飼料に活用する新しい産業を創ります。